リネンにしてよかった。でも、リネンなら何でもいいわけじゃなかった
こんにちは。ありのままこです。
子どものシーツを見にふらっとお店を見る予定が、3種類抱えて帰ってきました。
しかも、そのうち1枚にはシミがある。
でも、とても満足のいく買い物ができました。
5年前、リネンに変えた
寝具の素材は綿がいいと思っていた時期があり、
ずっと綿を使っていました。
シーツをリネンに変えてみて、いちばん良かったのは乾きの早さでした。
子どもが小さくて、おもらしをする時期だった頃、
洗濯するのがとても大変で、どうすればいいのか?と悩んでいた時期に
リネンと出会いました。
リネンは、綿とは比べものにならないくらい早く乾きます。
ところが、そのリネンが真ん中から破れた
使っていたのは、無印のシーツです。
子どもの人数分、3枚購入してルンルンで使っていましたが、
数ヶ月で破けてしまいました。
リネン100%。
素材が大切と思い。薄さのことはそこまで気にしていなかった。
でも、真ん中から数ヶ月で破れてしまった。

一番からだが当たるところ。
たぶん、生地が薄いから。
値段も綿のシーツよりも、高く、すぐに買い替えられなかった。
ちょっと縫って使ってみたり。色々したけど、ぬったところがまた破けてしまった。
リネンなら何でもいいわけじゃない
わたしの抜けていたところ。
同じ「リネン100%」の中に、薄いものと厚いものがある。
薄いリネンが悪いわけじゃなく、
おもらしの時期には、あの薄さと乾きの早さに助けられたので。(数ヶ月だけ)
「早く乾く」から「長くもつ」ものがほしいと思うようになりました。
それで今回は、厚みのあるものを探すことにしました。
同じ麻平織でも、掛け布団カバーは5年もっている
念のため書いておくと、無印の麻平織が弱い、という話ではありません。
同じ麻平織の掛け布団カバーは、5年たった今も使っています。
全然破けません。
破れたのは、敷くほうだけでした。
考えてみれば、当たり前。
シーツは、体重がかかります。
寝返りのたびにこすれて、洗濯もする。
掛け布団カバーは、上にのっているだけ。
同じ素材でも、敷くか掛けるかで、必要な厚みが違う。
それに気づいてから、「リネンの寝具」とひとくくりにするのをやめました。
掛けるものは薄手で十分。厚みがほしいのは、敷くほうです。
問屋で、シミのあるリネンに出会った
向かったのは、生地の問屋さんです。
大阪の船場センタービルにある『船場白生地商店』さん。
リネンを豊富に取り扱っているところ。
この地域は大阪の中でも、卸業が盛んで、本当にたくさんのモノが売っています。
リネンの反物がそのまま積んであって、メートル単位で切ってもらえます。
「子どものシーツを探してまして、、、」
おすすめを聞いたら、何本か出してくれました。
触ってみると、厚みがぜんぜん違う。
「洗えば洗うたびにやわらかくなって、顔をすりすりさせたくなるわよー」
そう言われました。
その中の一本に、シミがありました。
「シミありますけど」と言われたので、
「子どものシーツにしようと思って」と答えたら、
「あら、子どもさんは幸せねー」
そう言われて、
すごく嬉しくなり
結局、おすすめされた3種類とも買って帰りました。
褒められると弱いです。
買ってきた3種類
| 品番 | 見た目 | 幅 | 長さ | 単価(税込) | 小計 |
|---|---|---|---|---|---|
| L125 | 無地(グレーがかった生成り) | 172cm | 2.5m | 1,600円/m | 4,000円 |
| YD3939 | ストライプ | 139cm | 2.5m | 980円/m(特価) | 2,450円 |
| IR-3 | 無地(生成り)※訳あり | 150cm | 2.6m | 1,600円/m(本来2,600円/m) | 4,160円 |
| 合計 | 7.6m | 10,610円 |
すべてリネン100%です。

いちばん下の生地は、本来なら1mで2,600円くらいするものでした。
シミがあるので、1,600円。
2.6m買ったので、それだけで2,600円ぶん安くなった計算になります。
幅139cmのものは、布団型マットレスに使いました。
マットレスなんですけど、布団みたいに畳めるタイプです。厚みも布団くらいあります。
この特価の生地は、ほかの2つと比べると少し薄め。
でも、無印のものよりはしっかりしています。
店員さんいわく「3年はもつ」とのことで、値段もお手頃だったので買いました。
厚みはありますが、マットレスほど幅を取られないので、139cmで十分折り込めました。
この3枚をわが家のマットレスに
| 寝具 | 使った生地 | 幅 |
|---|---|---|
| ベッド用マットレス(いちばん大きい) | L125 | 172cm |
| 三つ折りマットレス | IR-3(訳あり) | 150cm |
| 布団型マットレス(畳めるタイプ) | YD3939(ストライプ) | 139cm |
どれも大人サイズ(シングル)です。
無印の既製品と、いくら違ったか
比べてみます。
無印の麻平織 ボックスシーツ・S(100×200×18〜28cm用・オフ白)は9,900円。
麻平織 敷ふとんシーツ・S 兼浅型ボックスシーツ(100×200×3〜10cm用・オフ白)も、同じ9,900円でした。
買ったときは、たしか5,000〜6,000円くらいだったと思います。
それが、いまは10,000円近い。
| 無印の既製シーツ | 問屋の生地から作る | |
|---|---|---|
| 素材 | 麻(リネン) | リネン100% |
| 値段 | 9,900円(1枚) | 10,610円で3枚ぶん(1枚あたり約3,500円) |
| 厚み | 薄手 | 厚手 |
| 形 | ボックスシーツ(ゴム入り) | フラットシーツ(自分で縫う) |
わが家は3枚必要でした。
無印のシングルを3枚そろえると、29,700円。
問屋の生地は、3枚ぶんで10,610円でした。
だいたい3分の1です。
しかも、厚みは問屋の生地のほうが上。
無印のはゴムの入ったボックスシーツで、買ったその日から使えます。
わが家が作るのはフラットシーツなので、縫う手間がかかります。
そこも込みで、どちらを選ぶかだと思います。
時間がないときに9,900円で一発で解決できるのは、やっぱり強いので。
(値段はどちらも、わたしが見たときのものです。時期で変わります)
シミのある生地を、わざわざ選ぶ理由

シミがひとつあったところで、正直まったく気になりません。
子どもは毎晩そこで寝て、そのうち自分で何かこぼします。
それより、厚みのほうがずっと大事です。
本来2,600円のものが、1,600円。
シミがあるおかげで4割近く安くなっていました。
厚手のリネンは、ふつうに買うとそれなりの値段がします。
そこに手が届いたのは、正直シミのおかげ。
生地屋さんには、こういう「訳あり」の反物が置いてあることがあります。
シミ、織りキズ、色ムラ。どの程度のシミがあるのかは、反物を少し広げてもらって確認してから購入をお勧めします。
でも、子どもたちはこの買ってきた3つの生地をとても気に入ってくれて、
シーツの上で「きもちいい〜」とゴロゴロしています。
生地は、どこで買えるか
- 生地の問屋・生地屋さん:メートル単位の切り売り。触って厚みを確かめられて、訳あり品に出会えるのが一番の利点
- ネットの生地店:「リネン 生地 幅広」で探すと、シーツ向きの広幅が出てきます
- 既製のリネンシーツ:縫うのが難しければ、これが早いです
ネットで買う場合、厚みが分からないのがいちばんの難点です。
わが家が失敗したのも、まさにそこでした。
サンプルを取り寄せられるお店を選ぶか、最初は少しだけ買ってみるのが安全だと思います。
できたら、はじめのうちは、生地屋さんに行って直接確認するのがいいと思います。
織り方でも肌触りが全然違うので。
透け感や、ごわつきもチェックして、ある程度知識があれば、お買い得品もわかってくるようになる。
作り方は、直線を縫うだけ
ミシンがあれば、シーツはいちばん簡単な部類だと思います。
曲線もファスナーもありません。
サイズの出し方(フラットシーツ)
- たて = 寝具のたて + 厚み×2 + 折り込み×2
- よこ = 寝具のよこ + 厚み×2 + 折り込み×2
これに、周囲2cmずつの縫いしろを足します。
厚みを2回足すのを忘れないでください。
ここを落とすと、縫い上がってから足りないことに気づきます。
シングル(100×200cm)で、厚み10cm・折り込み15cmなら、
- よこ = 100 + 20 + 30 = 150cm
- たて = 200 + 20 + 30 = 250cm
市販のシーツも、シングルで幅140〜160cm・長さ240〜260cmが多いそうなので、だいたいこのあたりです。
ただ、わが家は2.5〜2.6mで買って、3枚とも余りました。
あと10cm短くても足りたと思います。
手順
- 生地を必要な分だけカットする(お店で切ってもらう)
- 2辺だけ、三つ折りにして直線で縫う
- 縫い終わってから、洗う
縫うのは、4辺じゃなくて2辺です。
生地屋さんで切ってもらうのは、頭のほうと足のほうの2辺だけ。
左右は「耳」といって、もともとほつれないようになっています。
だから、わざわざ縫わなくて大丈夫。
手間も半分ですし、縫いしろのぶん布も節約できます。
それと、洗うのは縫ってからです。
わたしは逆をやって失敗しました。
先に水洗いしたら、布のほつれがかなり出てきて。
ほつれを切りながら縫うことになって、だいぶ手間がかかりました。
切り立ての生地は、アイロンがいらないくらいパリッとしています。
その間に縫ってしまって、それから洗うほうがラクです。
ボックスシーツにするなら四隅を正方形に切り落として縫い、ゴムを通します。
でも、オススメはフラットシーツ。
洗って、干して、たたむのも簡単なので。
それにゴムをつけてしまうとそこだけ乾きが悪くなります。
リネンは一枚を綺麗に干せば、すぐに乾きますが、
ジメジメした時期に重なっている状態で干したら、いくらリネンでも乾かない。
5年使って、もうこれ一択
綿からリネンに変えて、5年が経ちました。
これからもずっと、リネンを使い続けます。
理由は2つ。肌触りと、乾きの早さ。
肌触りは、お店の人が言っていた「顔をすりすりさせたくなる」がいちばん近いです。
最初はごわごわしているのに、洗うたびに角がとれていく。
そして、すぐ乾く。
厚みがあるのに、ちゃんと乾いてくれます。
まとめ:はじめる前に、これだけ
選ぶとき
- 厚みを確かめる。「リネン100%」だけで選ばないこと
- 厚みが要るのは、敷くほうだけ。掛け布団カバーは薄手のまま5年もっています
- 縮むので、少し多めに買う。リネンは必ず縮みます
サイズと作り方
- 幅は「寝具の幅 + 厚み×2 + 折り込み×2」。厚みを2回足すのを忘れずに
- 長さは、思っているより要りません。2.5〜2.6mで買って、3枚とも余りました
- 縫うのは2辺だけ。左右は「耳」なので、そのままで大丈夫
- 縫ってから洗う。先に洗うと、ほつれを切りながら縫うことになります
使いはじめたら
- 最初はごわごわ。やわらかくなるまで何回か洗うので、ここで判断しないこと
- シワはつく。アイロンをかけない前提の素材だと思ったほうが気楽です
おわりに
「リネン100%」は、とてもおすすめです。
子ども達は、新しいリネンのシーツをとても気に入ってくれました。
薄いものと厚いもの。織り方など。
リネンの生地って、とても奥が深い。
皆さんもぜひ、リネン生活楽しんでみてください〜
それではまた。

